車を運転していて近年とても多くなったなぁと感じる道路があります。
それはカーブや信号のない交差点の路面が赤く塗装されている道路です。
これはこの現場で事故が多発しやすいので注意喚起を促したり、
スピード超過を抑えるための視覚効果の工夫がされた道路のようです。
この赤い道路があると、知らない道でも「あ、ここは注意しなきゃ」と
改めて慎重な運転を心がけようと思いますから、
とても有効な方法だと思います。この赤い道路にさしかかると、
自然と速度を落として通行しようという心理になるので、
事故抑止になっていると思います。
実際にこの赤い道路の視覚効果で、事故が減少しているとの報告も耳にしました。
同様に、黄色い塗装を施した道路も効果があるそうです。
このように、赤や黄色は信号機にも使われている色でもあるので、
人への注意喚起に効果を発揮しています。山道ではセンターラインを飛び越し、
対向車線へはみ出し、対向車との正面衝突などの事故が多いので、
キャッツアイという突起のある反射光が点在して注意喚起を促しています。
くねくねとした道で対向車が見えにくい道路では、電光掲示板が設置され
「対向車接近中」と表示があり、やはり注意喚起に役立っています。
このように悲惨な交通事故がゼロになるために道路も日々工夫されていますので、
私達も普段から更に安全運転を心がけたいですね。