垂水区交通事故 -手足のしびれやだるさ- 西舞子・ひつじ鍼灸整骨院
神経根の損傷で手足のしびれやだるさが起きる場合は、検査で判明します
交通事故の打撲や擦り傷、切り傷、骨折といった負傷は治ります。
日に日に治っていくのが本人も分かることでしょう。
それに対して、交通事故による被害で、被害者を悩ませるものは交通事故後に出てくる症状というケースが多々見られます。
このような交通事故後の症状は、ときに日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
手足のしびれやだるさは、悪化するとめまいや吐き気ももたらし、日常生活において強いストレスを招きます。
首から背中につながる背骨の脊椎には神経の束が通っています。
その神経が、脊椎から出て手や足などの支配する部分に向かうところが神経根です。
裏を返せば、末梢神経といわれる神経の根元ですね。
その神経根に、強い圧迫が加えられたり、引き抜くような力が働いたりしたことで起こるのが神経根です。
神経根損傷による症状として代表的なものが、しびれやだるさです。
その他に痛みや知覚障害、筋力低下や筋萎縮、冷え、脱力感、めまい、吐き気などが見られることがありますが、「手足がしびれる・だるい」といわれた場合、真っ先に疑うのは神経根損傷です。
神経根が損傷している場合は、神経学的検査をすれば分かります。
病院の造影検査などで所見が得られれば、後遺障害として認定されやすくなります。
しかし、造影検査などは検査に携わる検査技師やレントゲン技師の技量、医師の診断能力に影響を受け、100%の診断を得られないのが現状です。
見落としもありうるということです。
痛い思いをして検査を受けなくても、簡易的に判断する方法はあります。
神経にはそれぞれ支配する部分があります。
神経根は中枢神経から末梢神経が分かれる根元ですので、体のどの部分に症状が見られるか明らかにしていくと、どの部位の神経根が損傷を受けているか分かるのです。
例えば、手にしびれがある時は頚椎の中でも下位頚椎を疑います。
足のしびれは下半身をつかさどる腰椎の損傷を疑います。
整骨院ではこれを利用して交通事故に遭われた方の体を見させていただきます。
神経根損傷による手・足のしびれやだるさは、ストレッチなどの軽い運動やマッサージで、血流を改善してあげることが効果的です。
症状・違和感が広範囲にわたる場合は状態の悪化が疑われますので、病院で検査を受けることをお勧めします。
また、だるさなどを改善しようと、自己流で闇雲に動かすことも悪化の原因ともなりますので、避けてください。
神経根症状は咳やくしゃみといった日常の動作で悪化してしまう場合があることも、この症状のつらさを感じる大きな要因です。
このような症状にお悩みの方は、神戸市垂水にある、ひつじ鍼灸整骨院に是非ご相談下さい。
神経に沿ったマッサージや鍼施術をするほか、自宅でできるストレッチやマッサージの提案を行っています。